和菓子と聞いて、あなたが一番最初に思いつのはなんですか？
くず餅？大福？柏餅？生菓子？。。。
私たちは、みなさんが日頃おやつとして食べているもの、お土産に持って行くものなどを、
様々な企業のPB※商品やノベルティとして作っています。だからブランドはありません。
私たちは、そのさまざまな取引先のご要望に応じ、形状、大きさ､味などをヒアリングし、
商品開発をし、その試作にOKがでれば、商品として製造し、納品しています。
私たちは、日々、取引先はもちろんのこと、実際に口にしていただける方が、ほっとするような和菓子作りを心がけています。
（※プライベートブランド＝販売会社に代わって製造する商品のことです）
これまで作ってきた商品種は、約500種ほどあります。
大福系…55％、桜餅系…10％、わらび餅系…20％、くず餅系…15％
となっています。
葛餅系には、くず饅頭などもありますので、全体の7割ほどは、餡を生地で包んでできています。
生地もさまざまな原料があり、餡にもさまざま種類があります。もちろんわらび餅のように黄な粉をまぶしたものもあります。
さあ、仕事の流れと工場へと出かけてみましょう。
どうです。見事な流れでしょう。
あっ、大事なことを忘れてました。
適正な価格、納期のための生産性向上、などより大事にしているのは、品質管理です。
納期優先するあまり、品質にバラつきがでないように管理徹底しています。さらに衛生面を重視し、実際に食べていただける方が安心して食べていけるようにしています。
品質を管理する。
すごい言葉です。
しかし、多くの人が、口にする食べ物を作っている以上、この言葉は、わが社の全員が、念仏、法律、掟、憲法、規則のように、オールスタッフが、胸に刻み込んで日々働いています。大きくは3つあります。
です。
それぞれをご紹介します。
基本中の基本です。清潔なユニフォーム、マスク、ヘッドカバー、手袋など、製品にはまったく、生肌は触れません。もちろん、工場内の清掃、虫よけ侵入など、外部からの異物はすべてシャットアウトです。
多種大量生産なので、品質の均一化は、お客様ももっとも気にされることです。できあがり始め、できあがり途中、できあがり終わり、それぞれ、味、食感、喉ごし、そのどれもがぶれることのない、一定の高品質を作り上げることに、徹底しています。
さて、できあがった和菓子たちから、1や2で見逃した（見つけることができない）モノたちを、最終検問で、チェックします。このハードルがいちばん高いと思っています。会社の信用・信頼を一発でなくすのも、一瞬です。このビリビリとした緊張感が、私たちスタッフを成長させてくれる、しいては会社の成長につながるものと確信しています。
